【11月15日 AFP】サッカーイングランド・ウィメンズ・スーパーリーグの一戦で、通常試合前に行われるコイントスの代わりに「じゃんけん」をさせた審判員が、3週間の職務停止処分を受けたことが明らかになった。

 イングランドサッカー協会(FA)は14日、先月行われた同リーグのマンチェスター・シティ(Manchester City)対レディング(Reading FC)戦の前に、「ゲームにおける最善の振る舞い」をしなかったことについて、デビッド・マクナマラ(David McNamara)審判員が非を認めたと発表した。

 サッカーの規則では、審判員はどちらのチームがキックオフするかを決定するために、両チームの主将の間でコイントスを実施しなければならないと定められている。

 しかし、伝えられるところによるとマクナマラ氏は、ロッカールームにコインを忘れたため、シティのステフ・ヒュートン(Steph Houghton)主将とレディングのカースティ・ピアース(Kirsty Pearce)主将に、コイントスの代わりに「じゃんけん」をするよう伝えたという。

 FAの広報官によると、マクナマラ氏の職務停止は今月26日からの3週間で、12月17日に処分が解除されるという。(c)AFP