【11月13日 AFP】米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)は12日、インターネット通販最大手の米アマゾン・ドットコム(Amazon.com)が第2本社をニューヨークと首都ワシントン郊外のバージニア州北部の2か所に設置することに決定したと報じた。

 アマゾンの第2本社をめぐっては、全米200都市以上が候補に名乗りを上げていたが、同社はニューヨークのロングアイランドシティー(Long Island City)とバージニア州クリスタルシティー(Crystal City)に建設することに決めたという。WSJが消息筋の話として伝えたところによると、公式発表は13日に予定されている。

 WSJは先週、アマゾンが住宅の供給や交通などの面での負荷を分散することを理由に第2本社を2都市に分けて建設することに決めたと報道。また、これまでの報道によると、第2本社の従業員約5万人は双方に半数ずつ雇用される。(c)AFP