【11月13日 AFPBB News】米大リーグ(MLB)、2018年シーズンの最優秀新人が12日に発表され、ア・リーグはロサンゼルス・エンゼルス(Los Angeles Angels)の大谷翔平(Shohei Ohtani)が選出された。日本人選手がMLBの新人王に輝いたのは1995年の野茂英雄(Hideo Nomo)、2000年の佐々木主浩(Kazuhiro Sasaki)、2001年のイチロー(Ichiro Suzuki)に続き史上4人目となる。

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  野茂はメジャー1年目にロサンゼルス・ドジャース(Los Angeles Dodgers)で13勝6敗、ナ・リーグ2位の防御率2.54、リーグ最多の236奪三振を記録。さらに計191回1/3を投げて許した被安打数は124本で、被打率.182はリーグ最高成績だった。

 佐々木はフォークボールを武器にシアトル・マリナーズ(Seattle Mariners)の守護神として活躍。当時のメジャー新人記録となる37セーブを記録し、ア・リーグの新人王に選出された。

 プロ野球(NPB)で輝かしい実績を築き、鳴り物入りでマリナーズに加入したイチローは、メジャー1年目から圧巻の活躍を披露。

 1911年にジョー・ジャクソン(Joe Jackson)氏が樹立したア・リーグ新人最多安打記録(233)を破るなど、シーズン242安打、56盗塁、打率.350の成績を残し、新人王だけでなくリーグMVPにも輝いた。(c)AFPBB News