【11月12日 AFP】男子ゴルフ、マヤコバ・ゴルフクラシック(Mayakoba Golf Classic 2018)は11日、メキシコ・プラヤデルカルメン(Playa del Carmen)にあるエル・カマレオンGC(El Camaleon GC)で最終日が行われ、終盤の緊張を乗り越えたマット・クーチャー(Matt Kuchar、米国)が4年ぶりのツアー優勝を飾った。

 2位と4打差の単独首位から出たクーチャーは、最終日はスコアを2ストローク伸ばすにとどまったものの、ダニー・リー(Danny Lee、ニュージーランド)を1打差で振り切って優勝をもぎ取った。

 クーチャーは「最終ホールで1メートルのパットを決めなくてはならないような状況は避けたかった。できれば3打差か4打差の余裕を持っておきたかった。ただまあ、すごく良い気分だよ」とコメントした。

 また、昨シーズンは男子ゴルフの対抗戦ライダーカップ(Ryder Cup)の米国代表から10年ぶりに落選していたクーチャーは「2018年は望んでいた形にはならなかった。しかしこの勝利は励みになる。優勝は素晴らしい。『オラ』の国からこの後は『アロハ』の島へ向かうが、とても楽しみだ」と話した。

 J.J.スパウン(J.J. Spaun)とリッチー・ワレンスキー(Richy Werenski)の米国勢がクーチャーと3打差の3位タイに入り、ブライス・ガーネット(Brice Garnett、米国)が4打差の5位。この日スコアを9ストローク伸ばしたスコット・ピアシー(Scott Piercy、米国)が、他3選手と並び6位タイに食い込んだ。(c)AFP