【11月9日 CNS】中国・広東省(Guangdong)珠海市(Zhuhai)で6日、第12回中国国際航空航天博覧会(China International Aviation and Aerospace Expo)が開幕した。今回の博覧会は過去最大規模で、軍系の国有企業大手10社が参加するなど、世界で最も先進的な関連出展品が集まった。

 会場では、水陸両用機AG600やJ-10戦闘機、Y-20大型輸送機など、国内自社開発の実物機の展示や、J-20ステルス戦闘機による航空ショーなども催された。

 同覧会は中国国務院の許可のもと開催され、航空ショーと機械設備のデモを合わせた専門的な航空宇宙展で、2年に1回、珠海市で開催されている。1996年の初開催以来、これまで11回開催され、貿易性、専門性、鑑賞性などが一体化し、現在の国際航空宇宙の科学テクノロジーを代表する国際的な催しになっている。

 同博覧会には、43の国と地域が参加し、米国、ロシア、フランスなど継続的に出展する伝統的軍事国家以外にも、初参加のベラルーシや、「一帯一路(One Belt One Road)」沿線国家地域の出展は顕著になった。国内外の出展メーカーは770社、146機の実物機が展示された。(c)CNS/JCM/AFPBB News