南仏の老朽ビル倒壊事故、1人の遺体収容 最大8人死亡の恐れ
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【11月6日 AFP】フランス南部マルセイユ(Marseille)で5日、老朽化したビル2棟が突然倒壊した事故で、がれきの中からこれまでに1人の遺体が収容された。当局は翌6日、最大8人が犠牲になった恐れがあると発表した。
住居ビル2棟が突如崩壊したのは、同市中心部に程近い労働者層の居住地区とされるノアイユ(Noailles)。救助隊は夜を徹して、がれきに埋まった生存者を捜索した。
クリストフ・カスタネール(Christophe Castaner)内相は5日夜、5~8人が行方不明になっていると発表。当局は、入居者5人に加え、招かれてビルを訪れていた3人の捜索を進めている。
現場で記者会見したカスタネール内相は、「人命救助が最優先だ」と強調。「最初のがれき撤去作業中に複数の空洞を発見した。これは生存者を発見・特定できる望みがまだあることを意味している」と述べた。
検察は、6日に男性1人の遺体が初めて収容されたものの、身元はまだ特定されていないと明かした。
米グーグル(Google)の地図サービス「グーグルマップ(Google Maps)」には、今回倒壊したビル2棟を数か月前に撮影したとされる画像が表示されており、正面に大きな亀裂が入っているのが分かる。
当局によると、1棟は危険物件とみなされ、窓を板で覆った上閉鎖されており、空きビルのはずだったという。(c)AFP/Olivier LUCAZEAU, Julie Pacorel