【11月6日 東方新報】中国国際放送局(CRI)によると、香港行政トップの林鄭月娥(キャリー・ラム、Carrie Lam)長官は、10月29日から11月2日まで日本を訪問した。行政長官に就任して以来、初となる日本訪問だ。

 訪問期間中、林鄭長官は日本の河野太郎(Taro Kono)外務大臣をはじめとする日本政府の高官、議員、政界商工界関係者、学者らと会見した。また、香港貿易発展局が主催した「国際化へのパートナー:香港」フォーラム、日本中華総商会(Chinese Chamber of Commerce in Japan)と香港中華総商会(Chinese General Chamber of Commerce)が開催した「広東・香港・マカオベイエリアと日本の産業金融との協力フォーラム」に出席した。

 林鄭長官は「香港と日本は経済、貿易、観光など、多くの分野で緊密な接点を持ち、今回の訪問によって双方の協力はさらに強化されることになる」と話した。

 また、日本滞在期間中、林鄭長官は香港貿易発展局(Hong Kong Trade Development Council)、香港科技園公司(HKSTP)、香港数碼港管理有限公司(Hong Kong Cyberport Management)のそれぞれと日本の業界代表による関連商業貿易と金融科学技術の覚書の調印に立ち会った。(c)東方新報/AFPBB News