【11月5日 AFP】イタリア南部シチリア(Sicily)島で洪水が発生し、1家族の9人を含む計12人が死亡した。救助当局は4日、ここ1週間の暴風雨による死者が合わせて30人を超えたと発表した。

 家族のうち9人が死亡したのは、パレルモ(Palermo)県カステルダッチャ(Casteldaccia)に暮らす一家。そばを流れる川の土手が決壊し、伊AGI通信によると3人は脱出して難を逃れたが、1歳と3歳の子どもを含む9人が自宅内で遺体で見つかったという。

 同県では別の男性1人が、自家用車の中から遺体で発見された。さらに2人が行方不明となっているという。またアグリジェント(Agrigente)県でも、男女2人が死亡した。

 イタリアは先週から、ベネチア(Venice)周辺など北部を中心に、相次いで暴風雨に見舞われ、すでに少なくとも20人が死亡している。シチリア島でも洪水により多数の道路が通行止めとなり、自治体の首長らが学校や公園、地下道などの閉鎖を命じていた。

 映像は3、4日撮影。(c)AFP