ガラタサライ対フェネルバフチェ戦の大乱闘、両クラブが非難合戦
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【11月5日 AFP】トルコ1部リーグに所属するフェネルバフチェ(Fenerbahce)とガラタサライ(Galatasaray)の両クラブは4日、興奮しやすい同国サッカー界の基準からも逸脱した大乱闘が発生して、9枚のカードが飛び交った激しいダービーマッチで被害に遭ったのは自分たちだと主張した。
3日にガラタサライの本拠地で行われた大一番が2-2で終了した時点で、フィラト・アイドゥヌス(Firat Aydinus)主審はすでに5枚のイエローカードを提示していた。
その後、選手たちは握手を交わすべくセンターサークルに近づいたが、互いにあいさつするどころか大乱闘が勃発し、両クラブのスタッフや控え選手もその輪に加わるためピッチになだれ込んだ。
乱闘が終わると3選手が退場処分となり、さらに1枚のイエローカードが提示された。
しかし、両クラブはこの乱闘について悔恨をにじませることはなかったため、トルコサッカー界の火のつきやすい気質という忌まわしい固定観念を助長するだけだった。
ガラタサライは発表文の中で主審を酷評し、「同じチームに対して過ちを犯す習慣を持つ審判がいる」と記しつつ、「その言動で挑発する審判」をけん制した。
一方のフェネルバフチェは被害に遭ったという状況について、映像証拠を含む五つの事例を示した。
トルコサッカー連盟(TFF)の規律委員会が両クラブに対して厳しい制裁を科すとみられる中、フェネルバフチェは「誰も特別扱いすることなくすべてのクラブと選手を平等に調査する」ことを要求した。
両チームにとってこの一戦は、特に重要な意味を持っていた。
フェネルバフチェはフィリップ・コクー(Phillip Cocu)監督が解任され、降格圏内より一つ上の15位に沈むなど悲惨なシーズン序盤となっており、現在復調に期待を寄せている。一方のガラタサライは2位につけているが、首位イスタンブール・バシャクシェヒル(Istanbul Basaksehir)に勝ち点4差をつけられている。(c)AFP