【10月28日 AFP】18-19フィギュアスケートグランプリ(GP)シリーズ第2戦、スケート・カナダ(Skate Canada International 2018)は27日、カナダ・ケベック州ラバル(Laval)で女子シングル・フリースケーティング(FS)が行われ、エリザベータ・トゥクタミシェワ(Elizaveta Tuktamysheva、ロシア)が優勝、山下真瑚(Mako Yamashita)が準優勝を果たした。

 2015年の世界女王であるトゥクタミシェワは、FSで129.10点をマークし、合計203.32点で優勝。山下はフリーで136.76点と追い上げたが、合計203.06点でわずかにトゥクタミシェワに及ばなかった。

 エフゲニア・メドベデワ(Evgenia Medvedeva、ロシア)がFSトップの137.08点を出し、合計197.91点で3位に食い込んだ。

 樋口新葉(Wakaba Higuchi)はフリーで114.78点と得点を伸ばしきれず、合計181.29点で6位だった。また、松田悠良(Yura Matsuda)は合計157.59点で11位だった。

 アイスダンスはフリーダンス(FD)が行われ、米国チャンピオンで、昨シーズンの世界フィギュアスケート選手権(ISU World Figure Skating Championships 2018)準優勝カップルであるマディソン・ハベル(Madison Hubbell)/ザカリー・ダナヒュー(Zachary Donohue)組が前週のスケート・アメリカ(Skate America 2018)に続く連勝を飾った。

 ハベル/ダナヒュー組はFDで120.27点をマークし、合計200.76点で優勝。ロシアのヴィクトリヤ・シニツィナ(Victoria Sinitsina)/ニキータ・カツァラポフ(Nikita Katsalapov)組はFDでは米国カップルを上回る120.51点でトップになったが、合計195.17点で最終順位は2位となった。

 地元カナダのパイパー・ギレス(Piper Gilles)/ポール・ポワリエ(Paul Poirier)組がFD120.02点、合計186.97点で3位に入った。(c)AFP