【10月25日 Parismodes.tv】伊ミラノで9月19日から24日まで19年春夏ミラノコレクションが開催され、20日には、「モスキーノ(MOSCHINO)」が新作を発表した。アーティスティック・ディレクターのジェレミー・スコット(Jeremy Scott)がインタビューに応じた。

 デザイナーのスタジオをバックに、クチュールやパリの女性、イヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)などの偉大なデザイナーに敬意を表した。

 生地に走り書きしたスケッチによるエレガントなコレクションは、フィットなシルエットのカットが絶妙だ。スーツやカクテルドレスのシリーズも登場し、夢のキャスティングによるショーでは、ベーシックなアイテムを見ることができた。

 カジュアルなビーチスタイルのシンボル「モスキーノ・ベアー」をあしらったルックはノスタルジック。イブニングドレスは、クチュールの制作用具をモチーフにした、ハサミのドレスや全身が針のドレス、メジャーで包まれたもの、ロールから作られたものなど、非常にユニークだ。

 ショーを締めくくったのは、蝶のウェディングドレスをまとったジジ・ハディッド(Gigi Hadid)。モスキーノのロゴが入りのビニール袋やスケッチで飾られたバッグにも注目したい。(c)Parismodes.tv