【10月26日 CNS】米電気自動車(EV)大手テスラ(Tesla)はこのほど、9億7300万元(約157億円)で上海臨港装備産業区(Shanghai Lingang Industrial Area)内の86万4885平方メートルの土地を工業用地として確保したことを明らかにした。テスラの工場建設に向けた新たな展開を見せている。

 テスラは今年7月10日、工場建設に向けて上海市政府と協議し、年間生産量50万台を生産する大型工場を同市の臨港装備産業区に建設すると発表していた。

 市政府との協議に関わった関係者によると、工場の規模と建物の水準はともに米国工場を超えるもので、上海市にとっては外資による最大の建設プロジェクトになると言及していた。

 また、テスラのイーロン・マスク(Elon Musk)CEOも以前の報道で、上海工場は米国以外では最大規模で、最先端の電気自動車工場になると述べ、持続可能な発展を続けるための模範になりたいとコメントしている。

 このほか、8月にテスラの公式微博(ウェイボー、Weibo)で上海工場で働く従業員の大量募集を告知しており、エンジニアや高級財務職などの人材も募集していた。(c)CNS/JCM/AFPBB News