【10月29日 AFP】男子テニス、スイス・インドア(Swiss Indoors Basel 2018)は28日、シングルス決勝が行われ、大会第1シードのロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)は7-6(7-5)、6-4で予選勝者のマリウス・コピル(Marius Copil、ルーマニア)との接戦を制し、キャリア通算99回目の優勝を飾った。

 これがスイス・インドアで12回連続の決勝進出となったフェデラーは、地元バーゼル(Basel)での連勝を20に伸ばした。自身も過去に同大会でボールボーイを務めたフェデラーは、今年も試合後にボールキッズたちとピザを食べて勝利を祝った。

 いずれのセットも序盤にリードを許す展開ながら、逆転に成功した四大大会(グランドスラム)通算20勝のフェデラーは「本当に特別で、夢のような一週間になった」「(タイトル)9個目は大きな数字だ。ここでこれだけの回数を勝てたのはクレイジー。記録という観点で言えば、大きな一週間になった」と語った。

 今シーズン4勝目を挙げた37歳は、来月に英ロンドンで開幕するATPワールドツアー・ファイナルズ(ATP World Tour Finals 2018)に出場するが、次週行われるパリ・マスターズ(Rolex Paris Masters 2018)に出るかは明言していない。フェデラーは2015年を最後に同大会ではプレーしていない。(c)AFP/Scott Williams