【10月22日 AFP】男子テニスのロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)が、今夏に手を痛めていたことを明かしたが、22日から母国で開催されるスイス・インドア(Swiss Indoors Basel 2018)を前に、けがの不安は解消されていると述べた。

 四大大会(グランドスラム)通算20勝を誇るフェデラーは、グラス(芝)コートシーズンの練習で手を痛めたと明かし、スイス紙ゾンタークス・ツァイトング(SonntagsZeitung)に対し「芝シーズンの序盤の練習で手を痛めた」「当初思っていたよりも影響があった。3か月くらい痛みを引きずっていた」と語った。

「言い訳ではないし、これについて騒ぎ立てるつもりはない」「試合前に行われる10分間のウオーミングアップ中に痛みがあるときもあったが、今は何も考えずにいつも通りフォアハンドを打てる」

 今大会で通算9度目の優勝を目指すフェデラーは、トップシードとして初戦はフィリップ・クライノビッチ(Filip Krajinovic、セルビア)と対戦し、順当に勝ち上がると2回戦では、9月の全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2018)4回戦で苦杯をなめたジョン・ミルマン(John Millman、オーストラリア)とのリベンジマッチになる可能性がある。(c)AFP