【10月22日 AFP】男子ゴルフ米国ツアー、CJカップ(The CJ Cup 2018)は21日、韓国・済州(Jeju)島のナインブリッジズ・ゴルフクラブ(Nine Bridges GC)で最終日が行われ、ブルックス・ケプカ(Brooks Koepka、米国)が通算21アンダーで優勝を飾り、世界ランキングで1位に浮上することが決まった。

 16番でチップインバーディーを決めるなど最終日を8アンダーの「64」で回り、2位に4打差をつけたケプカは「夢がかなった」とコメントした。

「世界最高のゴルファーになれるなんて夢にも思わなかった」「勝利で世界一になることができたのは素晴らしい。ナンバーワンになるための方法をずっと探していた」

 2018年の年間最優秀選手に輝いたケプカは、最終日に11バーディーを決めて「63」で回り、通算17アンダーとしたゲーリー・ウッドランド(Gary Woodland、米国)を上回った。

 今年、全米オープン選手権(2018 US Open Championship)と第100回全米プロゴルフ選手権(2018 PGA Championship)を制し、メジャー通算3勝とした好調のケプカは、最終日の序盤に不安定な立ち上がりだったものの、立ち直りをみせた。

 ケプカの世界ランキングは、今大会を欠場したダスティン・ジョンソン(Dustin Johnson、米国)とジャスティン・ローズ(Justin Rose、イングランド)に次ぐ3位となっていたが、今回の優勝により22日に正式に発表されるランキングで首位に躍り出ることになった。

 松山英樹(Hideki Matsuyama)は通算8アンダーで18位タイに終わった。(c)AFP