【10月13日 AFP】UEFAネーションズリーグ(UEFA Nations League 2018-19)は12日、各地で試合が行われ、リーグAのグループ2ではロメルー・ルカク(Romelu Lukaku)の2得点でベルギーがスイスに2-1で勝利し、開幕からの好スタートを維持した。

 58分、ルカクが角度のあるところからゴールネットを揺らし、ベルギーの選手たちは、ASモナコ(AS Monaco)の監督就任が迫っているティエリ・アンリ(Thierry Henry)アシスタントコーチにとっての最後の試合を勝利で飾ろうとしているように見えた。

 76分、スイスはシェルダン・シャキリ(Xherdan Shaqiri)のクロスボールをニコ・エルヴェディ(Nico Elvedi)が頭で折り返すと、これに引き出されたGKティボー・クルトワ(Thibaut Courtois)をマリオ・ガブラノビッチ(Mario Gavranovic)が至近距離からのシュートで破った。ベルギーが同点弾を許すと、ボードゥアン国王スタジアム(King Baudouin Stadium)の観衆はぼうぜんとした。

 しかし、見どころがいくつかあった終盤の84分、ベルギーはギアを上げてルカクが2点目を決めた。

 アイスランドとの初戦に3-0で勝利していたベルギーはこれで2連勝となり、グループ首位に立っている。(c)AFP