【10月11日 AFP】サッカー国際親善試合が11日、サウジアラビアのリヤドで行われ、リオネル・メッシ(Lionel Messi)を欠くアルゼンチンがイラクに4-0の快勝を収めた。

 アルゼンチンを率いるリオネル・スカローニ(Lionel Scaloni)暫定監督は、この試合で新戦力に実績を積ませ、先発メンバーに名を連ねた経験ある選手はGKセルヒオ・ロメロ(Sergio Romero)、DFラミロ・フネス・モリ(Ramiro Funes Mori)、FWパウロ・ディバラ(Paulo Dybala)のみだった。

 18分、左サイドに入ったマルコス・アクーニャ(Marcos Acuna)がクロスボールを上げると、イタリア・セリエAのインテル(Inter Milan)に所属するラウタロ・マルティネス(Lautaro Martinez)が頭で合わせニアサイドのゴールネットを揺らし、アルゼンチンは先制に成功すると、53分にはディバラからパスを受け取ったワトフォード(Watford FC)のロベルト・ペレイラ(Roberto Pereyra)が鋭いシュートを決めてリードを2点に広げた。

 その後、フィオレンティーナ(Fiorentina)のDFヘルマン・ペッセージャ(German Pezzella)がヘディングで3点目を決めると、後半アディショナルタイムにはフランコ・セルビ(Franco Cervi)がイラク守備陣を切り裂き4点目をマークした。

 アルゼンチンは16日に古くからのライバルであるブラジルとサウジアラビアで対戦予定となっている。一方のブラジルは、12日にサウジアラビアと顔を合わせる。(c)AFP