【10月3日 AFP】(更新)マイク・ポンペオ(Mike Pompeo)米国務長官は今月7日、北朝鮮を訪問し、同国の非核化に向けた取り組みを推進するため金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)朝鮮労働党委員長と会談する。米国務省が発表した。

 ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領と金委員長との新たな首脳会談の開催に向けた調整を試みているポンペオ氏はさらに、日本、韓国、中国の3か国を訪問する予定。

 国務省のヘザー・ナウアート(Heather Nauert)報道官は記者団に対し、4度目となるポンペオ氏の訪朝は、北朝鮮の核・弾道ミサイル開発計画の破棄に向けた交渉の「勢いを示すものだ」との見解を表明。「長い道のりであることは誰もが認識している」としつつ、「われわれは、これらの交渉を続けるべく飛行機に乗るための十分な自信を持っている」と述べた。

 ポンペオ氏は6日に東京を訪問し、安倍晋三(Shinzo Abe)首相と会談。翌7日には韓国で文在寅(ムン・ジェイン、Moon Jae-in)大統領と会談する。訪朝後は北京へと飛び、中国の当局者らと会談するという。(c)AFP