【10月2日 CNS】中国・四川省(Sichuan)アバ・チベット族チャン族自治州(Ngawa Tibetan and Qiang Autonomous Prefecture)汶川県(Wenchuan)で2008年5月12日に起きた大地震で、一匹のブタががれきに埋もれ、36日ぶりに救助された。強いブタという意味から「猪堅強(Zhu Jianqiang)」と名付けられ、国民的アイドルとなった。「猪堅強」は、同省の建川博物館(Jianchuan Museum)に引き取られ、その後10年間、博物館を訪れる「ファン」を出迎えている。

 今年1月、建川博物館館長の樊建川(Fan Jianchuan)さんが微博(ウェイボー、Weibo)で、「11歳の『猪堅強』は足が悪く、10年間続いていた朝晩の散歩も止めた」と投稿し、「猪堅強」の体調はネットユーザーから注目されていた。

 その後、治療のおかげで回復し、散歩に出かけられるほどに快復した。さらに現在は、約50キロの減量にも成功している。(c)CNS/JCM/AFPBB News