【9月30日 AFP】18-19フランス・リーグ1は29日、第8節の試合が行われ、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)は3-0でニース(OGC Nice)に快勝し、開幕から続く連勝でリーグタイ記録に並んだ。

 ネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)が流血しながらも2得点挙げたPSGは、開幕8連勝となり、1936-37シーズンのオリンピック・リロワ(Olympique Lillois、現リール<Lille OSC>)に肩を並べている。

 ここ7シーズンで6度目の優勝を目指すPSGは勝ち点を24に伸ばし、2位に少なくとも勝ち点8差をつけて週明けを迎えることになった。

 今季黒星を喫している欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2018-19)で10月3日にレッドスター・ベオグラード(Red Star Belgrade)を迎えるPSGは、マルコ・ヴェッラッティ(Marco Verratti)やエディンソン・カヴァーニ(Edinson Cavani)がベンチに座った。

 PSGのトーマス・トゥヘル(Thomas Tuchel)監督は、連勝について「準備が難しかったので、信じられない。チームは常に成長している」とすると、「一週間で3試合を戦う中で、ボールの競り合いに強いニースと、敵地でプレーするための戦術などが必要だった」と続けた。

 序盤から試合を支配したPSGはいくつかのチャンスを相手GKに阻まれるも、22分にキリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)のシュートミスからボールをつないで最後はネイマールが先制点を決めた。

 すると、PSGはクリストファー・エンクンク(Christopher Nkunku)が後半開始直後に追加点を決めて、後半からマリオ・バロテッリ(Mario Barwauh Balotelli)を投入したパトリック・ビエラ(Patrick Vieira)監督率いるニースの逆転への望みをしぼませた。

 ニースはその後、ヘディングで競った際にネイマールに肘を入れたウィラン・シプリアン(Wylan Cyprien)に2枚目のイエローカードが出て退場処分に。ネイマールはその後、口から血を流しながらもプレーを続け、終了間際にチーム3点目を決めた。(c)AFP