【9月28日 AFP】大型で非常に強い台風24号(アジア名:チャーミー、Trami)が日本列島に接近している。気象庁は、週末にかけて列島を縦断する見込みだとして、暴風や高波、大雨に警戒を呼び掛けている。

 台風は28日午前の段階で、南西諸島に向けて太平洋をゆっくりと進んでいる。中心付近の最大風速は45メートル。

 気象庁によると、台風は現在北西へ進んでいるが、間もなく東へと大きく進路を変え、29日には沖縄・奄美諸島にかなり接近する見込み。その後は速度を上げて、30日には非常に強い勢力を維持したまま西日本に上陸するとみられる。

 国際宇宙ステーション(ISS)に滞在中のドイツ人宇宙飛行士アレクサンダー・ゲルスト(Alexander Gerst)氏は25日、ISSから撮影した台風24号の巨大な「目」の写真をツイッター(Twitter)に投稿し、「まるで誰かが地球の巨大な栓を抜いたみたい」だとコメントを添えている。(c)AFP