【9月28日 AFP】女子テニス、武漢オープン(Wuhan Open 2018)は27日、シングルス準々決勝が行われ、中国の王薔(Qiang Wang、ワン・チャン)が6-3、6-1でリオデジャネイロ五輪覇者のモニカ・プイグ(Monica Puig、プエルトリコ)に快勝し、準決勝に進出した。

 中国出身で四大大会(グランドスラム)通算2勝を誇る李娜(Na Li、リー・ナ)氏の足跡をたどりたいと話していた王は、今年7月の江西オープン(Jiangxi Open 2018)と前週の広州国際女子オープン(Guangzhou International Women's Open 2018)に続き、これで母国大会では14連勝を記録した。

 地元ファンを味方にした王は、試合開始から息もつかないほどの勢いをみせて4ゲームを連取し、プエルトリコの強敵を劣勢に追い込んだ。

 前日の2回戦で世界ランク2位のキャロライン・ウォズニアッキ(Caroline Wozniacki、デンマーク)に番狂わせを演じて準々決勝に進出したプイグは、ギアを入れ替えて積極的にアプローチを仕掛けたものの、王を崩すことはできなかった。

「4-0とした後、相手のプレーが積極性を増して、エラーも少なくなっていった」、「自分のポジションをアジャストして、もっと攻撃的になって受け身にならないようにした」と話した王は、第2セットに入っても相手を圧倒して約1時間で勝利を収めた。

 前日にはプレミア5(Premier 5)の武漢オープンで中国勢初の8強入りを果たすという歴史的快挙を成し遂げた王は、2回戦で世界7位のカロリーナ・プリスコバ(Karolina Pliskova、チェコ)を倒して大会に衝撃を与えるなど快進撃を続けている。

 今年の全仏オープンテニス(French Open 2018)1回戦でも、ヴィーナス・ウィリアムス(Venus Williams、米国)にストレート勝ちを収めて話題に上った王は、28日に行われる準決勝でエストニアのアネット・コンタベイト(Anett Kontaveit)と対戦することが決まった。同選手は準々決勝で予選勝者のカテリーナ・シニアコバ(Katerina Siniakova、チェコ)を6-4、6-4で退けた。

 その他では、第16シードのアシュリー・バーティ(Ashleigh Barty、オーストラリア)が6-2、5-7、6-4でロシアのアナスタシア・パフリュチェンコワ(Anastasia Pavlyuchenkova)に辛勝し、準決勝の切符を手に入れた。

 ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2018)女王で第3シードのアンゲリク・ケルバー(Angelique Kerber、ドイツ)に2回戦でストレート勝ちを収めるなど、今大会の台風の目の一人であるバーティは、アリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka、ベラルーシ)との準決勝に進出。サバレンカはスロバキアのドミニカ・チブルコバ(Dominika Cibulkova)を7-5、6-3で下した。(c)AFP