【9月27日 AFP】18-19ドイツ・ブンデスリーガ1部は26日、第5節の試合が行われ、ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)は7-0でニュルンベルク(1. FC Nuremberg)に大勝して勝ち点2差の2位に浮上し、首位バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)にプレッシャーを与えている。

 ルシアン・ファーブル(Lucien Favre)監督が率いるドルトムントは9分、クリスティアン・プリシッチ(Christian Pulisic)のスルーパスに反応したヤコブ・ブラン・ラーセン(Jacob Bruun Larsen)が相手GKの頭上を抜くループシュートを決めて先制に成功した。

 完全に主導権を握ったドルトムントは32分、マルコ・ロイス(Marco Reus)のミドルシュートが相手に当たってゴールに吸い込まれ、リードを2点に広げると、後半開始直後にはスペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)からローンで加入し、これがデビュー戦となった19歳のアクラフ・ハキミ(Achraf Hakimi)が、エリアの隅からゴール左下に突き刺し、チーム3点目を挙げた。

 さらに、ドルトムントは58分、ロイスがこの日2点目をマークすると、74分にはマヌエル・アカンジ(Manuel Akanji)がリーグ戦初ゴールを記録。最後は途中出場のジェイドン・サンチョ(Jadon Sancho)とユリアン・バイグル(Julian Weigl)もネットを揺らし、大勝劇を締めくくった。

 同日行われた試合では、ボルシア・メンヘングラッドバッハ(Borussia Moenchengladbach)が3-1でフランクフルト(Eintracht Frankfurt)に勝利して4位に浮上。ドルトムントを追随する位置につけている。(c)AFP/Kit HOLDEN