【9月27日 AFP】米国出身の元女優で、英国のヘンリー王子(Prince Harry)と結婚したメーガン妃(Meghan, Duchess of Sussex)が自分で車のドアを閉めたことに、英国で衝撃と畏敬の念が広がっている。

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 英紙デーリー・エクスプレス(Daily Express)電子版の「エクスプレス(Express)」は、「メーガン・マークル(Meghan Markle)は最初の単独公務で自分の車のドアを閉め、人々に衝撃を与えた」と報じた。メーガン妃の動作は、他人がほとんど気付かないほど自然だった。

 掲載された映像は「メーガン(37)は25日、初の単独公務として、ロンドンのロイヤル・アカデミー・オブ・アーツ(Royal Academy of Arts)での展覧会のオープニングを訪れ、黒の高級セダンから降りて出迎えを受けた」と説明している。

 映像では、タキシード姿の男性がメーガン妃を歓迎し、温かく握手。車のドアを閉めるつもりだったように見えるが、メーガン妃が車を振り返らずに後手でドアを閉めた瞬間、さっと口元に手をやった。

 この出来事について多くの人は、メーガン妃はエリザベス女王(Queen Elizabeth II)の孫の王子と結婚しても気取らない、地に足がついた女性であることの表れだとみなしている。

 英大衆紙サン(The Sun)の王室担当記者を務めるエミリー・アンドリュース(Emily Andrews)氏は「手間を惜しまず車のドアを閉めるプリンセス」「メーガン妃、よくやった」とツイッター(Twitter)に投稿した。

 礼儀作法のコーチで、エクスプレスのコラムニストのウィリアム・ハンソン(William Hanson)氏はツイッターに「通常、王室メンバーや要人がドアの開け閉めを他人に任せているのは安全上の理由からで『プリンセスらしい振る舞い』とは何の関係もない」と投稿した。(c)AFP