【9月26日 AFP】イングランド・プレミアリーグのアーセナル(Arsenal)でプレーするピエール・エメリク・オーバメヤン(Pierre-Emerick Aubameyang)の父親が、ガボン代表の共同監督への就任要請を辞退したことを受けて、元代表のダニエル・クザン(Daniel Cousin)氏が単独で同国の指揮官を務めることが発表された。

 アランクロード・ビリビンゼ(Alain Claude Bilie-By-Nze)スポーツ・文化相は、ガボンサッカー連盟(FEGAGOOT)との会合を終え、「色々と苦労はあったが、ダニエル・クザンを選んだことを発表する。彼に代表チームを預ける」と報道陣に話した。

 クザン氏も「元キャプテンとして、代表チームを指揮できることになって夢がかなった気持ちだ」とコメントした。41歳のクザン氏は、現役時代はランス(RC Lens)やグラスゴー・レンジャーズ(Glasgow Rangers)、ハル・シティ(Hull City)などでFWとしてプレー。代表では50試合以上に出場し、2014年からは代表のゼネラルマネジャー(GM)を務めていた。

 ガボン代表の新指揮官をめぐっては、前週、連盟がオーバメヤンの父親のピエール・フランソワ(Pierre-Francois Aubameyang)氏とクザン氏の共同監督就任を発表していたが、オーバメヤンは体調を崩している父親に仕事を受ける意思はないと話し、本人が返事をしないうちに発表されたことを自身のインスタグラム(Instagram)で次のように批判していた。

「あなたたちとの間に問題を抱えることになったのはなぜ? 僕がもう代表に行きたくないと思ってるのはなぜ?」「連盟の会長は僕の父に電話をかけたが、健康状態を尋ねようともしなかった。今は病気なのに」

 連盟も、先走った発表は「避けられた事態」だと認め、就任発表を急いだのはスポーツ省の指示だったと明かした。しかし連盟は、代表で80試合に出場しているピエール・フランソワ氏が「何度か代表監督への意欲を見せていた」とも話していた。(c)AFP