【9月25日 Xinhua News】9月になり、急に涼しさが感じられるようになった。中国ジャイアントパンダ保護研究センター臥龍(Wulong)天台山野生化訓練場では、研究員が無線信号を頼りに木の上で休んでいる子パンダを探し出し、異常がないことを確認していた。ジャイアントパンダ野生化訓練プロジェクトの責任者、呉代福(Wu Daifu)氏は「現在山に暮らす子パンダは、センターの野生回帰プロジェクト第2期第7グループの一員で、すでに野生に帰る準備段階に入っており、数カ月後には大自然に帰ることになる」と語っている。中国国家林業・草原局保護司副司長、中国ジャイアントパンダ保護研究センター党委員会書記の張志忠(Zhang Zhizhong)氏は「センターでは2012年から2017年にかけて、野生に帰るための訓練を受けた子連れ母パンダ8頭を栗子坪保護区に放った。そのうち7頭は良好な状態で生存しているのが確認されている」と語った。(c)Xinhua News/AFPBB News