【9月19日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領と不倫関係にあったと主張しているポルノ女優のストーミー・ダニエルズ(Stormy Daniels)さんが来月発売される自身の暴露本で、トランプ氏との性行為について「今までで一番退屈だったかもしれない」と赤裸々に記述していることが分かった。英紙ガーディアン(Guardian)が18日、報じた。

 ガーディアンによると、同紙は来月2日に発売予定のダニエルズさんの暴露本「Full Disclosure(完全公開の意)」のコピーを入手。ダニエルズさんはゲーム「マリオカート(Mario Kart)」に登場するキノコの形をしたキャラクターに言及するなど、トランプ氏の男性器についても生々しく描写しているという。

 ダニエルズさんは同書の中で、トランプ氏の所有するペントハウスで行ったという性行為について「今までしてきた中で一番退屈なセックスだったかもしれない、でも明らかに彼は意見を異にしていた」などと表現。

 ガーディアンによると、2016年の米大統領選でトランプ氏が共和党大統領候補の指名獲得に近づくにつれ、ダニエルズさんの不信感は募っていったという。ダニエルズさんは同書で「あり得ないと思った」「彼は大統領になりたいなんて思っていない」とも記しているという。

 トランプ氏はダニエルズさんとの不倫を否定しているが、同氏の個人弁護士マイケル・コーエン(Michael Cohen)氏は法廷で、2016年11月の米大統領選挙直前にダニエルズさんに「口止め料」として支払った13万ドル(約1450万円)に絡む選挙資金法違反の罪を認めている。(c)AFP