【9月10日 AFP】全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2018)は9日、女子ダブルス決勝が行われ、大会第13シードのアシュリー・バーティ(Ashleigh Barty、オーストラリア)/ココ・バンダウェイ(Coco Vandeweghe、米国)組が3-6、7-6(7-2)、7-6(8-6)で第2シードのティメア・バボス(Timea Babos、ハンガリー)/クリスティーナ・ムラデノビッチ(Kristina Mladenovic、フランス)組を破り、四大大会(グランドスラム)初優勝を飾った。

 3月のBNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2018)からペアを結成したバーティ/バンダウェイ組は、初のグランドスラム決勝で3本のマッチポイントをしのぎ、全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2018)を制したバボス/ムラデノビッチ組を撃破した。

 前日に行われた混合ダブルス決勝では、ベタニー・マテック・サンズ(Bethanie Mattek-Sands、米国)/ジェイミー・マレー(Jamie Murray、英国)組が2-6、6-3、11-9でアリシア・ロソルスカ(Alicija Rosolska、ポーランド)/ニコラ・メクティッチ(Nikola Mektic、クロアチア)組に勝利し、優勝を飾った。

 マレーにとっては、マルチナ・ヒンギス(Martina Hingis)氏と組んで出場した昨年大会に続き2年連続での同タイトル獲得となった一方、グランドスラムの女子ダブルスで5度の栄冠に輝きながら、昨年のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2017)で膝に大けがをしていた33歳のマテック・サンズにとっては、感動的な勝利となった。

 7日に行われた男子ダブルスでは、第3シードで米国のマイク・ブライアン(Mike Bryan)/ジャック・ソック(Jack Sock)組が6-3、6-1で第7シードのルカシュ・クボット(Lukasz Kubot、ポーランド)/マルセロ・メロ(Marcelo Melo、ブラジル)組を退けて頂点に立ち、全米オープンとウィンブルドンの同種目を同一シーズンに制した15年ぶりのペアとなっている。(c)AFP