【9月9日 AFP】サッカーメキシコリーグ2部、ドラドス・シナロア(Dorados de Sinaloa)の新監督に就任したディエゴ・マラドーナ(Diego Maradona)氏が8日に現地入りし、本拠地クリアカン(Culiacan)は熱狂に包まれた。

 クリアカンの空港で新監督を迎えたファンの一人は「ようこそ、偉大な神よ! 神とマラドーナに感謝!」とつづられたプラカードを掲げていた。

 全身黒ずくめで首に金白黒のドラドスのスカーフを巻いたマラドーナ氏は、出迎えたファンに語りかけることなく空港を後にした。クラブのスタッフと弁護士を従えたマラドーナ氏は、ファンや報道陣への対応に時間を費やすことはせず、新しい選手と面会するために足早に去った。

 現在57歳のマラドーナ氏は、現役時代1986年のW杯メキシコ大会(1986 World Cup)でアルゼンチンを優勝に導くなど史上最高の選手と評されているが、監督としては成功を収められていない。

 ドラドスのホセ・アントニオ・ヌニェス(Jose Antonio Nunez)会長は、「ディエゴのような人物がここに来た理由は、金銭面ではなく彼の好奇心によるところが大きい」と話す。なお、クラブのオーナーを務めるハンク・ファミリーは麻薬密売組織との関係が批判されている。

 マラドーナ氏は「この新たな仕事の機会に満足している。世界王者となった地に戻ってこられてうれしく思う。とても幸せな記憶を思い出したよ」とインスタグラム(Instagram)に投稿。

「この新たなステージに謙虚な気持ちで臨むと言っておきたい」

 現在イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティ(Manchester City)を率いるジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督が選手生活にピリオドを打ったクラブとして知られるドラドスは、現在2部リーグで15チーム中13位に低迷している。

 なお、指導者として現場に復帰するものの、マラドーナ氏は7月に就任したベラルーシ・プレミアリーグのディナモ・ブレスト(Dinamo Brest)の名誉会長の職を引き続き務めると同氏の弁護士は明かしている。(c)AFP/Myriam RAMIREZ