【9月6日 AFP】フランスプロサッカーリーグ連盟(LFP)は5日、ニーム・オリンピック(Nimes Olympique)との試合で退場になったパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)のキリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)に対し、3試合の出場停止処分を科すと発表した。

 PSGが4-2で勝利したこの試合で得点を挙げた19歳のエムバペは、ニームのテジ・サヴァニエ(Teji Savanier)に足をかけられ転倒した後、同選手を突き飛ばし、主審からレッドカードを提示されていた。

 今回の処分により、エムバペは今月14日に行われるサンテティエンヌ(AS Saint-Etienne)戦、23日のレンヌ(Stade Rennes FC)戦、そして同26日のスタッド・ランス(Stade de Reims)戦のリーグ戦を欠場することになる。

 この出場停止処分は欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2018-19)には適用されず、エムバペは19日にアンフィールド(Anfield)で行われるリバプール(Liverpool FC)との同初戦には出場することが可能だ。

 一方、エムバペにファウルをした後ジェローム・ブリザール(Jerome Brisard)主審によって退場を言い渡されたサヴァニエには、5試合の出場停止処分が下っている。

 エムバペはこの試合の前半、ニームがFKを獲得した際にそのボールを動かし、すでにイエローカードを1枚受けていた。

 エムバペは今年1月に行われたフランスリーグ杯(French League Cup 2017-18)の準決勝レンヌ戦でイスマイラ・サール(Ismaila Sarr)に悪質なファウルを犯しており、まだ短いプロキャリアの中でレッドカードを受けるのはこのとき以来二度目となる。

 エムバペは現在、6日に予定されているUEFAネーションズリーグ(UEFA Nations League 2018-19)のドイツ戦に向けたフランスの練習に参加しているため、5日に行われた規律委員会には出席しなかった。

 PSGでは今季わずか3試合の出場ながら、すでに4得点を挙げている。(c)AFP