【9月6日 AFP】女子テニス、元全仏オープンテニス(French Open)女王のフランチェスカ・スキアボーネ(Francesca Schiavone、イタリア)が5日、現役引退を表明した。やり残したことは何もないという38歳は、2010年の全仏決勝でサマンサ・ストーサー(Samantha Stosur、オーストラリア)を倒した翌年もパリで中国の李娜(Na Li、リー・ナ)氏に次ぐ準優勝を飾るなど、ツアー通算8勝を記録した。

 元世界ランク4位のスキアボーネは、女子のイタリア勢として初の四大大会(グランドスラム)制覇を果たしたものの、2017年ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2017)を最後に本戦での勝ち星から遠ざかり、世界ランキングも454位まで後退していた。

 スキアボーネは「18歳のときに二つの夢があった。一つ目はローラン・ギャロス(Roland Garros、全仏オープン)で優勝すること、二つ目は世界ランキングでトップ10に入ること。それは達成できた」とすると、「本当に幸せ。イタリアでは『やり遂げた。ここまでは終了』と言えるのは幸運なこと」、「20年間のキャリアを終えて、新たな夢に向かっていく」と語った。

 女子の国別対抗戦フェドカップ(Fed Cup)で2006年、2009年、2010年にイタリアの優勝に貢献したスキアボーネは、グランドスラムではすべてで少なくとも準々決勝に進出。2011年全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament)の4回戦では、女子のグランドスラム史上最長となる試合を戦い抜き、スベトラナ・クズネツォワ(Svetlana Kuznetsova、ロシア)を6-4、1-6、16-14で退けた。(c)AFP