【9月6日 AFP】サッカー元イングランド代表のデビッド・ベッカム(David Beckham)氏が共同オーナーを務める米メジャーリーグサッカー(MLS)の新クラブは5日、名称をインテル・マイアミ(Inter Miami)に決定したと発表した。

 2020年からMLSに参入することが決定している同クラブは発表の中で、正式名称が「Club Internacional de Futbol Miami」になったことも明かしている。

 イタリア・セリエAの名門インテル(Inter Milan)と似たこのクラブ名は、「いかなる文化や地域社会をも歓迎し、受け入れる真の場所」というマイアミの立場を反映する目的で採用された。

 ベッカム氏は「私とこのチーム全体にとって、きょうは非常に誇らしい日になった」とコメントしている。

 オーナーを務めるベッカム氏は「このクラブの名称とエンブレムをファンに発表することができ光栄だ」と述べ、「クラブの創設に向けわれわれは重要な一歩を進め、きょうこのチームの歴史において大切な瞬間を刻んだ」と続けた。

 黒とピンクを基調としたインテル・マイアミのエンブレムには背中合わせに立った二羽のサギが中央に描かれており、その背景には天体の食の様子がデザインされている。

 クラブによれば、チームの標語である「Libertas, Unitas, Fortuna」はすべての人にとっての自由や団結、連帯、一体感、機会、幸運に敬意を表しているという。

 ベッカム氏とともに共同オーナーを務めるホルヘ・マス(Jorge Mas)氏は「われわれの街とファンは、マイアミをホームと呼ぶ全世界の人々が抱える夢から力を引き出した」とコメントした。

「このチーム名が、われわれをわれわれたらしめる一体感に敬意を表しているのは当然のことだ」 (c)AFP