【9月3日 AFP】18-19スペイン1部リーグは2日、第3節の試合が行われ、FCバルセロナ(FC Barcelona)はリオネル・メッシ(Lionel Messi)とルイス・スアレス(Luis Suarez)がそれぞれ2得点を記録し、昇格組のSDウエスカ(SD Huesca)に8-2で圧勝した。

 おそらくは信念よりも希望を胸に敵地カンプ・ノウ(Camp Nou)へ乗り込んだであろうウエスカだったが、試合開始3分にクチョ・エルナンデス(Cucho Hernandez)が先制点を挙げ、信じる思いが大きく膨らんだ。

 しかし、ウエスカは16分にメッシに同点ゴールを決められて現実に引き戻されると、その8分後にバルセロナはジョルディ・アルバ(Jordi Alba)の折り返しがホルヘ・プリード(Jorge Pulido)のオウンゴールを誘発し逆転。39分には再びアルバのクロスから今度はスアレスが今季初ゴールを決めて、3-1とリードを広げた。

 ウエスカは42分、クロスボールがディフレクトしたこぼれ球をアレックス・ガジャール(Alex Gallar)が押し込んで再び点差を縮めたが、これもハーフタイム後の猛攻をただ単に遅らせただけにすぎなかった。

 ロッカールームから飛び出たバルセロナの選手たちは、後半だけで5得点を奪取。

 48分にウスマン・デンベレ(Ousmane Dembele)が得点ラッシュの口火を切り、52分にイヴァン・ラキティッチ(Ivan Rakitic)が得点すると、61分にはメッシがこの日2点目、今季4点目となるゴールを挙げた。

 81分にはメッシのアシストからアルバがゴールすると、アディショナルタイムにはスアレスがPKからチーム8点目を決めた。

 バルセロナは開幕3連勝を飾り、UEFAネーションズリーグ(UEFA Nations League 2018-19)に向けた休暇を前に得失点差でレアル・マドリード(Real Madrid)を抑えてリーグ首位に立っている。

 スアレスは試合後、beINスポーツ(beIN Sports)に対し「いつだってリーグ首位に立っていることは重要だが、まだ始まったばかりだ。リーグ戦はとても長いから、重要なのは自分たちのやっていることを持続させることだ」と、コメントしている。(c)AFP