中国・京東集団CEO、米で犯罪的性行為容疑で一時拘束
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【9月3日 AFP】中国のEコマース大手・京東集団(JD.com)の劉強東(Richard Liu)最高経営責任者(45)が、米中西部ミネソタ州ミネアポリス(Minneapolis)で犯罪的性行為の容疑で8月31日夜から一時的に身柄を拘束されていたことが分かった。当局が明らかにした。
ヘネピン(Hennepin)郡刑務所の記録によると、劉氏は、翌9月1日午後には釈放されている。
ミネアポリス警察当局は、今も捜査中であるとし、同氏に対する逮捕および容疑に関する詳細についての発表を差し控えているが、警察の広報担当者はAFPに対し、正式に訴追請求を行うまで同氏を釈放したことを明らかにした。
ミネソタ州の「犯罪的性行為」には、合意のない性行為など広範囲の問題が含まれる。
一方、京東側は、中国版ツイッター(Twitter)の「微博(Weibo)」に声明を投稿し、出張中だった劉氏は「虚偽の主張」により拘束されたとして、米警察の説明とは真っ向から対立する言い分を主張。違法行為の証拠が見つからなかったため、釈放されたと述べている。(c)AFP