【9月2日 AFP】インド北部のウッタルプラデシュ(Uttar Pradesh)州で先週、レイプ被害者の女性(28)が告訴したにもかかわらず警察が動かなかったことに抗議し、自分の体に火を付ける出来事があった。女性は病院に搬送されたが、翌日死亡した。警察幹部が先月31日、明らかにした。

 この幹部はAFPに対し、警察に「過失」があったと認めた上で、女性の家族に対して告訴しないよう圧力が加えられたのかについて調査中と述べた。

 この女性は8月29日、自宅で自分の体に火を付けて大やけどを負い、24時間後にシャージャハーンプール(Shahjahanpur)の病院で死亡した。

 警察幹部は、「きょう容疑者を逮捕した。また、本件に関わった警察官たちを、追って命令があるまで停職処分とした」と語った。

 女性は8月23日、夫と共に警察を訪れ、レイプ被害を受けたとしてい告訴しようとした。だが夫の主張によると、警察は告訴の受理を拒み、女性と同じ村に住む加害者と問題の決着を図るよう求めたという。

 一方でこの警察幹部によると、「容疑者と和解に至ったという内容の、被害女性と家族の署名入りの書面」が存在しており、女性が警察官らに強要されて書かされたのかどうか、現在当局が調べを進めているという。同幹部は「直ちに告訴を受理すべきだった。これはわれわれの側の過失だ」と述べた。(c)AFP