【9月2日 AFP】18-19フランス・リーグ1は1日、第4節の試合が行われ、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)のキリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)は決勝点を挙げたものの、試合終盤に退場処分を受けた。チームはビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)に介入によるPKなどで追い上げを受けながらも、ニーム・オリンピック(Nimes Olympique)に4-2で勝利した。

 トーマス・トゥヘル(Thomas Tuchel)新監督の下、PSGは開幕4連勝を飾っている。

 36分にネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)のゴールで先制したPSGは、40分にはアンヘル・ファビアン・ディ・マリア(Angel Fabian Di Maria)がCKから直接ゴールを陥れてリードを広げた。

 昇格組のニームは後半に入り1点を返すと、71分にはテオ・ヴァルス(Theo Valls)がペナルティーエリア内でチアゴ・シウバ(Thiago Silva)の遅れたタックルを受けて倒された。当初ファウルはなかったが、主審はVARとの協議の上でPKを宣告。テジ・サヴァニエ(Teji Savanier)がこれを蹴り込み、ニームは同点に追い付いた。

 それでもPSGは、その6分後にエムバペが今季4点目となる勝ち越し点を挙げ、さらにアディショナルタイム2分にはエディンソン・カヴァーニ(Edinson Cavani)がダメ押し点を決めた。

 しかし試合終了直前にエムバペは、ファウルをしたニームのサヴァニエをピッチに押し倒して、レッドカードを受けた。その後サヴァニエも退場処分が宣告された。

 長期間の出場停止処分の可能性もあるエムバペだが、後悔はないとコメントした。

「もう一度しなくちゃならないならやるし、サポーターや全ての人に対して謝罪するだろう」

「ああいったやり口は許容できない。サッカーのピッチ上にあるべきものではない。彼がボールに対してプレーしていたら問題ではなかったけれど、ボールには行っていなかった。それはみんな見ている」 (c)AFP