仏大物俳優ドパルデュー氏、若手女優に対する性的暴行疑惑を全面否定
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【8月31日 AFP】国際的に著名なフランスの俳優ジェラール・ドパルデュー(Gerard Depardieu)氏(69)に対して若手女優がレイプと性的暴行の被害を訴え、検察当局が捜査を開始したと報じられ、同氏は30日、容疑を否定した。
報道によると、パリ検察がドパルデュー氏の「レイプおよび性的暴行」容疑について予備捜査を開始した。これに対し同氏の弁護士エルベ・テミム(Herve Temime)氏は、ドパルデュー氏は「いかなる攻撃、レイプも完全に否定している」と言明した。
司法筋によると27日、フランス南部プロバンス(Provence)で訴えが出されたことを受け、捜査が開始されたという。
仏紙パリジャン(Parisian)によると、被害を訴えたのは「20代の若手女優兼ダンサー」。今月7日と13日に、芝居のリハーサルの待機中とドパルデュー氏の自宅において性的暴行を受けたと訴えているという。
米ハリウッド(Hollywood)の大物プロデューサーだったハーヴェイ・ワインスタイン(Harvey Weinstein)被告のレイプや性的暴行疑惑をきっかけに、セクシュアルハラスメント(性的嫌がらせ)告発運動「#MeToo(私も)」が広がり、各界で影響力のある数々の男性が告発されている。(c)AFP/Benjamin LEGENDRE, Béatrice LE BOHEC