【8月27日 AFP】ドイツ西部ルートウィヒスハーフェン(Ludwigshafen)で、第2次世界大戦(World War II) 時の不発弾1発が見つかり、1万8500人が避難を余儀なくされていたが、26日、無事処理された。

 米軍が投下したとみられるこの500キロの航空爆弾は先週、建設工事中に発見されていた。

 ルートウィヒスハーフェン市はツイッター(Twitter)の公式アカウントから「朗報です。爆弾は無事処理されました! 市民の帰宅を許可します」と投稿した。

 市当局は爆弾処理に先立ち、用心のため爆弾の発見場所から半径1キロ以内の全住民に対し、午前8時(日本時間午後3時)からの避難勧告を出していた。

 爆弾処理班が慎重に作業を進め、1時間余りで任務を完了。避難勧告は午後2時(日本時間同9時)すぎに解除された。

 ドイツ各地には第2次世界大戦終結から70年以上たった今でも、ナチス・ドイツ(Nazi)に対する連合軍の集中攻撃で残された多数の不発弾が眠っている。(c)AFP