【8月26日 AFP】18-19イングランド・プレミアリーグは25日、第3節の試合が行われ、リバプール(Liverpool FC)は1-0でブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC(Brighton & Hove Albion FC)に勝利し、リーグ首位に浮上した。

 23分にモハメド・サラー(Mohamed Salah)が得点を挙げたリバプールは、GKアリソン(Alisson Ramses Becker)が終盤にパスカル・グロス(Pascal Gross)のシュートをセーブして辛勝を収め、2016年11月以来となるリーグ首位に立った。

 アリソンは試合中盤に、ブライトンのアンソニー・ノッカート(Anthony Knockaert)を、頭上を越すチップキックでかわしたが、ユルゲン・クロップ(Jurgen Klopp)監督は守護神が見せた大胆な技術を「クールじゃない」と表した。

 アリソンは完璧なプレーからビルヒル・ファン・ダイク(Virgil Van Dijk)にパスを渡して危機を脱し、ホームのサポーターから大歓声を引き出した。

 クロップ監督は「指揮官にとってはクールじゃないが、うまくいったのだからクールだね。できてはいけないようなことができてしまうセンターバックを指揮したこともある。マッツ・フンメルス(Mats Hummels)のようにね。そうしたら今度はアリソンだ。彼はキーパーだが、サッカーができるのははっきりしているし、それは良いことだ」とコメントした。

「私はあのチップキックよりセービングのほうが好みだ。それでも、あのチップキックはあの場面では有効だったから構わない」

 攻撃では、ジェームス・ミルナー(James Milner)、ロベルト・フィルミーノ(Roberto Firmino)、サディオ・マネ(Sadio Mane)が絡んだ攻撃から、サラーが見事なフィニッシュでゴールを決めている。

 クロップ監督は、「3試合で勝ち点9。それについて否定的な面はない。失点していないこともプラスだ」「試合前からまだすべきことがあるのは分かっていたが、周りもそれに気付いただろう。とはいえ、それについては問題ない」と付け加えた。(c)AFP/Ian WHITTELL