【8月25日 AFP】18-19ドイツ・ブンデスリーガ1部は24日、開幕戦が行われ、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)は3-1で1899ホッフェンハイム(1899 Hoffenheim)を下し、新シーズンを白星で飾った。

 本拠地アリアンツ・アレーナ(Allianz Arena)でバイエルンは、23分にトーマス・ミュラー(Thomas Mueller)のゴールで先制。57分にホッフェンハイムのアダム・シャライ(Adam Szalai)に同点弾を許したものの、82分にビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の介入で手にした議論を巻き起こすようなPKからロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)が勝ち越し弾を決めると、終了間際にアリエン・ロッベン(Arjen Robben)が勝利を決定付ける3点目を挙げた。

 しかしながら、ホッフェンハイムがバイエルンの2点目に不満を漏らすのももっともだった。

 リーグ7連覇を目指すチームの初陣で勝利を収めたバイエルンのニコ・コヴァチ(Niko Kovac)新監督も、「明確なものではなかった。私なら(PKを)与えないだろうね」と語った。

 リプレー映像では、ホッフェンハイムのハヴァルト・ノルトヴァイト(Havard Nordtveit)はフランク・リベリ(Franck Ribery)と接触していなかったものの、バイエルンにPKが与えられた。

 当初はレワンドフスキのシュートが止められたこぼれ球をロッベンが押し込んだが、ロッベンがエリア内に走り込んだのが早かったとしてやり直しになると、レワンドフスキが蹴り直しのシュートを今度は決めた。

 ホッフェンハイムのユリアン・ナーゲルスマン(Julian Nagelsmann)監督は「ないはずのPKの場面まで、われわれはすさまじいプレッシャーをかけていた。あの場面でVARがどこにいたのか分からない。いるべき場所にいなかったんではないだろうか」と怒りをあらわにしていた。(c)AFP/Ryland JAMES