「記憶に留めておく一枚の報道写真」

難民高等弁務官のフィリッポ・グランディとフランスのマクロン大統領の共同記者会見の様子である。フランスはパリ同時多発テロなど移民・難民を受け入れることによる治安の悪化を恐れ、受け入れを拒んでいた。しかし、マクロンが大統領になったことで、政策が変わろうとしている。フランスの右派政党やそれを支持する国民は彼を強く批判している。また、フランスの難民受け入れは、EU加盟国全体に影響を与える問題である。受け入れには、国内だけでなく、多国間同士での慎重な話し合いが必要になってくるだろう。なぜなら、難民受け入れへの道には難民だけでなく、多くの人の人生がかかっているからだ。


明治大学 青木貴紀 難民セクション