【8月24日 AFP】マイク・ポンペオ(Mike Pompeo)米国務長官は23日、米自動車大手フォード・モーター(Ford Motor)のスティーブン・ビーガン(Stephen Biegun)副社長(55)を北朝鮮担当特使に任命したことを発表し、自身とビーガン氏は来週、北朝鮮を訪問すると明らかにした。

 ビーガン氏は現在、フォードの副社長として国際的な政府関連の問題を担当しているが、今月末に退職する予定。同氏は国家安全保障問題担当の大統領補佐官がジョン・ボルトン(John Bolton)氏に決まる前、候補に挙がったこともある。

 ポンペオ長官は、ビーガン氏は今後、米国の対北朝鮮政策の指揮を執ると発表。さらに、「(朝鮮労働党の)金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)委員長と合意した通り、最終的かつ完全に検証された北朝鮮の非核化というトランプ大統領の目標を達成する取り組み」を同氏が主導すると述べた。(c)AFP/Francesco FONTEMAGGI