【9月10日 AFP】全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2018)は9日、男子シングルス決勝が行われ、大会第6シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア) が6-3、7-6(7-4)、6-3で第3シードのファン・マルティン・デルポトロ(Juan Martin Del Potro、アルゼンチン)を下し、自身通算3度目の優勝を飾った。

 2011年、2015年に続き米ニューヨークでタイトルを手にしたジョコビッチは、四大大会(グランドスラム)のタイトル数をピート・サンプラス(Pete Sampras)氏と並ぶ14に伸ばしたほか、前をいくラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)との差を3、歴代最多となる20度の優勝経験を誇るロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)の記録まで6としている。

 1月の全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2018)後には肘の手術を受けていたジョコビッチは試合後、サンプラスについて「『大好き。あなたは私のアイドルです』とピートに伝えたい」とすると、「子どもや妻、そして苦しいときを共に過ごしてくれた私の小さなチームといった、愛する人々からのサポートに」今回のタイトルをささげたいと付け加えた。

 また、自身のキャリアを一時危機にさらした肘の故障で昨年大会は欠場した31歳のジョコビッチにとって、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon)と全米オープンを同一シーズンに制すのは今回が3度目。この結果、フェデラー、ナダル、ジョコビッチ、アンディ・マレー(Andy Murray、英国)の「ビッグ4」が、直近55回のグランドスラムのうち50大会を制している。

 一方、世界ランキング3位のデルポトロは9年ぶりの全米制覇を逃し、自身2度目のグランドスラム決勝で涙をのむ結果となった。グランドスラムでは親友のジョコビッチに対して5戦全敗となったが、「この偉大なアイドルと決勝で戦えることがうれしかった」「もちろん負けて悔しいが、ノバクのことをうれしく思う。君は勝利にふさわしい」と話した。(c)AFP/Dave JAMES