【8月8日 AFP】スペインの各メディアは7日、同国1部リーグのアスレティック・ビルバオ(Athletic Bilbao)に所属するGKケパ・アリサバラガ(Kepa Arrizabalaga)が、移籍金8000万ユーロ(約103億円)でイングランド・プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)に加入する見込みになったと報じた。

 スペイン代表として1試合に出場している23歳のケパはこれで史上最高額で移籍したGKになる見通しで、チェルシーからレアル・マドリード(Real Madrid)への加入が迫っているティボー・クルトワ(Thibaut Courtois)の後継者になるとみられている。

 スペインのスポーツ紙マルカ(Marca)によれば、チェルシーは8000万ユーロといわれるケパの契約解除金を支払うことになるという。これは、このオフシーズンにプレミアリーグのリバプール(Liverpool FC)がイタリア・セリエAのASローマ(AS Roma)からアリソン(Alisson Ramses Becker)を獲得した際に支払った7500万ユーロ(約96億円)を更新するものになる。

 同紙は「チェルシーは、数時間後にはレアルの選手になっているであろうクルトワの代役としてケパを選んだ」と伝えている。

 マルカのライバル紙であるアス(AS)も、「交渉は完了の手前の段階まできている。もしすべてが予定通りに進めば、ケパはチェルシーの新たな選手として発表されるため、8日か9日の早くにはロンドンに飛ぶだろう」と報じた。

 またカタルーニャ地方のスポーツ紙ムンド・デポルティーボ(Mundo Deportivo)も、ケパがマウリツィオ・サッリ(Maurizio Sarri)監督が率いるチェルシーと契約するだろうと記している。

 さらに英BBCがケパとチェルシーとの「話し合いはかなり進んでいる」と報じたように、7日になって英国メディアもこのニュースを伝え始めた。

 ケパはこの2シーズン、ビルバオの選手としてスペイン1部リーグで53試合に出場。昨年11月には、5-0で勝利したコスタリカ代表との親善試合でスペイン代表デビューも飾った。

 またケパはダビド・デ・ヘア(David de Gea)の控えとしてW杯ロシア大会(2018 World Cup)の代表メンバー入りを果たしたが、この大会で出場機会はなかった。

 一方でスペインのメディアは、チェルシーがクロアチアのW杯決勝進出に貢献したマテオ・コバチッチ(Mateo Kovacic)をレアルからローン移籍で獲得するかもしれないとも伝えている。

 アントニオ・コンテ(Antonio Conte)前監督の後任についたサッリ新監督にとって、ピッチ上での最初の大きな試練は、11日に行われるプレミアリーグ開幕戦、敵地でのハダーズフィールド・タウン(Huddersfield Town)戦になる。(c)AFP