【8月6日 AFP】女子テニス、ムバダラ・シリコンバレー・クラシック(The 2018 Mubadala Silicon Valley Classic)は5日、シングルス決勝が行われ、大会第5シードのミハエラ・ブザルネスク(Mihaela Buzarnescu、ルーマニア)がマリア・サッカリ(Maria Sakkari、ギリシャ)に6-1、6-0で勝利し、悲願のツアー初優勝を果たした。

 世界ランキングで24位につけるブザルネスクの忍耐は、30歳にして報われた。

 ジュニア時代のブザルネスクは欧州でもトッププレーヤーだったが、膝の手術を2度受けたことで世界ランキングは一時891位にまで降下していた。

 自身の膝が本当に治るのかと不安に思っていた長期の療養期間中に、ブザルネスクはスポーツ科学の博士号を取得した。

 しかし、ブザルネスクのテニスに対する夢はついえることはなく、2018年に飛躍的な成長を遂げた。今年初めにホバート国際(Hobart International 2018)とECMプラハ・オープン(ECM Prague Open 2018)の決勝に敗れ失望を味わっていたものの、初のタイトルをプレミア・マンダトリー大会で獲得した。

 ブザルネスクは「過ぎ去ったことは重要ではないということ。けがで周りが信じてくれず、またプレーできるようになって再び高いレベルに復帰できると考えなくても、自分自身を信じて諦めなければなんとかなります」とコメントした。

 世界ランキングで49位につけるサッカリはこの試合で34ものアンフォーストエラーを記録し、ブザルネスクの仕事を容易なものにした。

 サッカリは「彼女は素晴らしい試合をし、素晴らしい大会を送った」と語り、ブザルネスクに向け「長い道のりだった。3、4年前、イタリアで行われたフューチャーズ大会で一緒にプレーしていたのを覚えている。おめでとう、あなたはこの舞台に立つに値する」と付け加えた。(c)AFP