【8月5日 CNS】中国・陝西省(Shaanxi)西安市(Xi'an)の西北大学(Northwest University)内にある中国の頭がい骨データベースでは、研究員が3Dプリンター技術を駆使して古代人の顔を復元している。

 古代人の頭がい骨を放射性炭素年代測定法による年代鑑定や、人類学的分析から死亡時の年齢を推定。さらに、現代人の頭がい骨データと、古代人の同年齢に相当する骨格以外の支持組織を複合させて得られたデータをもとにしている。

 同大学の研究チームはこれまで、唐の高祖・李淵(Li Yuan)から5代後、孫娘にあたる李倕(Li Chui)皇女や、秦代の侍女の顔の復元にも成功している。(c)CNS/JCM/AFPBB News