【8月3日 AFP】在任中に出産した世界で2人目の首脳となったニュージーランドのジャシンダ・アーダーン(Jacinda Ardern)首相(38)が2日、産休を終えて公務に復帰した。首相は早速、来月に国連(UN)会議に出席する際は娘のニーブちゃんを同伴すると発表した。

 出産から6週間、ニーブちゃんとの絆を育んだアーダーン氏は、公務に本格復帰するのが楽しみだと述べた。

 アーダーン氏は復帰初日、テレビ・ニュージーランド(TVNZ)に対し「万全だ」と語った。

「ニュージーランド国民と私のチームから贈り物をもらい、首相代理の支援もあってニーブと過ごせているように感じている。素晴らしいことだ」とアーダーン氏は述べた。「しかしもちろん、これは特異な状況で、職務への本格復帰を切望している」

 アーダーン氏は今週末に首都ウエリントンに移るまでは、オークランド(Auckland)の自宅にて職務を行う。

 アーダーン氏はニュースサイト「stuff.co.nz」に対し、演説を行う予定の米ニューヨークの国連本部を訪問する際には、家族を同伴するとの意向を示した。(c)AFP