コートに水滴落ちて試合中断、地元中国選手も困惑 世界バドミントン
発信地:南京/中国
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【8月2日 AFP】第24回世界バドミントン選手権大会(2018 TOTAL BWF World Championships)は1日、中国・南京(Nanjing)で男女シングルス2回戦が行われ、ともに連覇を目指すヴィクター・アクセルセン(Viktor Axelsen、デンマーク)と奥原希望(Nozomi Okuhara)が3回戦に進んだ。
男子シングルス世界ランキング1位で大会第1シードのアクセルセンは、第1ゲームは苦しみながらも黄宇翔(Huang Yuxiang、中国)を退けた。第1ゲーム16-16の場面でコートに水滴が落ちてきたため、試合は長時間にわたって中断されたが、両選手が別のコートに移動して続行された。中断明けに調子を取り戻したアクセルセンは、第1ゲームを21-17でものにすると、第2ゲームを21-8で制して勝利した。
敗れた黄は試合後「コート上での予期せぬ出来事に対する準備ができていなかった」「中断明けに彼(アクセルセン)はいい状態で試合に入った。彼のようにすぐに新しいコートに適応することができなかった」とコメントした。
女子シングルスで第8シードの奥原は、22歳のレイチェル・ホンデリック(Rachel Honderich、カナダ)を21-11、21-9で退け、第2シードの山口茜(Akane Yamaguchi)はファビエンヌ・デプレ(Fabienne Deprez、ドイツ)を21-17、21-10で下して3回戦に進んだ。(c)AFP