永遠の光沢、髪の毛でつづる千年の刺しゅう 江蘇・東台
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【7月31日 CNS】中国・江蘇省(Jiangsu)塩城(Yancheng)東台(Dongtai)に伝承されてきた匠の手による工芸品「髪繍」(訳:はっしゅう、髪の刺しゅう)。この地に受け継がれる「東台髪繍」は千年の間、門外不出としての匠たちの間で伝えられてきた貴重な工芸品だ。
人間の頭髪を材料とし、かぎ針を筆として使い、頭髪の白色や黒色のほか灰色など自然の色つやをそのまま生かす。「接」「切」「纏」「滚」などと呼ばれる運針法で布の上に針と線を通らせ、芸術品に創り上げていく。
東台市は中国の「髪繍之郷」と呼ばれ、その技術は天下一品だ。長きにわたり制作されてきた「髪繍長巻(巻物のような刺しゅう作品)」は、世界の博物館で珍蔵されている。
人間の頭髪は不思議なもので、1万年も色が落ちず、腐食もしないと言われている。東台髪繍はさらにこだわりがあり、少女の頭髪しか用いないという。光沢と弾力があるからだ。
現在、東台髪繍は江蘇省の省級文化遺産の目録に記載され、希少な技術と美しさで美術界と収蔵愛好家たちを魅了し続けている。(c)CNS/JCM/AFPBB News