【7月25日 AFP】(更新)欧米自動車大手フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)を14年にわたって率いた前最高経営責任者(CEO)、セルジオ・マルキオーネ(Sergio Marchionne)氏が死去した。66歳だった。持ち株会社の伊投資会社エクソール(Exor)が25日、発表した。

 FCAは先週末、マルキオーネ氏が先月に右肩の手術を受けた際、深刻な合併症を起こし、スイス・チューリヒの病院で重体となっていることを明らかにし、同氏の退任を発表していた。

 アニェッリ(Agnelli)家が所有するエクソールは「セルジオ・マルキオーネ氏の死の報を、最も深い悲しみと共に受け取った」と発表。またFCAのジョン・エルカン(John Elkann)最高経営責任者(CEO)は「残念なことに恐れていたことが起きた。偉大な男であり友人でもあるセルジオ・マルキオーネが亡くなった」と述べた。(c)AFP